関東甲信越地方では早くも梅雨明けの発表があり、いよいよ夏がスタート!
うだるような暑さと紫外線が気になる「夏」ですが、花火大会やお祭り、海水浴にプールなど、夏ならではの楽しみがたくさんありますよね。
そしてこの夏の締めくくりには9月1日(土)、京都・西本梅の小学校旧校舎で開催するシネマ夏フェス。
シネマ夏フェスでは、心に残る映画作品を上映するだけでなく、様々なイベントが楽しめます。
この夏、「シネマ夏フェスだけしか予定がない」という人でも、一日でたくさんの体験をすることができますよ。
今回は、そんなシネマ夏フェスの中で開催されるイベントの一つ「マルシェ」に注目し、楽しみ方を紹介していきます。
マルシェ(marché)とは、フランス語で「市場」という意味の単語です。
パリには80以上のマルシェがあり、それぞれが週に1回~4回程度開かれるため、毎日市内のどこかではマルシェが開かれています。
フランスでマルシェが始まったのは、なんと5世紀から。
薪や炭といった当時の生活必需品を販売していたそうですが、時代とともに様々な商品が扱われるように。現在では、肉や魚、野菜、乳製品、パン、スイーツ、ワインなどが販売され、フランス人の食生活に欠かせない場所となっています。
フランスではマルシェが庶民の生活に根付いていますが、食料品店やスーパーマーケットがないわけではありません。品揃えが豊富な大型スーパーや、多店舗展開するコンビニエンスストアのようなスーパーもあり、日本と同様の使い方ができます。
しかし、マルシェでは地域の新鮮な食べ物が手に入るだけでなく、コミュニケーションこそが魅力です。
単なる「売り手」と「買い手」ではなく、「人と人」としてつながれる。買い物をするにもまず目を見て挨拶をしてから、気候の良い時期には世間話に花が咲くかもしれない、そんなあたたかい場所です。
シネマ夏フェス会場では、「大地の恵みマルシェ」として、京都・西本梅でとれた新鮮な野菜を販売します。
マルシェは生産者の想いをダイレクトに感じられる場所。
ぜひ、フランスのマルシェのように、販売する人や周囲の仲間とコミュニケーションを取りながら、買い物を楽しんでみてください。
何気ない買い物の時間が、充実した素敵な時間となるはずです。