2018年9月1日(土)、京都・西本梅の小学校旧校舎で開催するシネマ夏フェス「地球とヒトが‘笑う’映画祭」。
今回は3つのスクリーンのうち、空-sora-エリアで上映する『グッド・ライ~いちばんやさしい嘘』に注目!主演のリース・ウィザースプーンの素顔に迫ります。
1976年、ルイジアナ州ニューオリンズに生まれたリースは、幼いころから子役として活躍してきた生粋のハリウッド女優。
2005年公開の伝記映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』は、カントリーミュージシャンの妻を演じ、主演女優賞を手にしました。『キューティブロンド』シリーズや『メラニーは行く!』などの作品への出演歴から、ラブコメディの女王と称されたことも。
ヒット作に恵まれない時期もありましたが、シネマ夏フェスで上映される2014年の映画『グッド・ライ~いちばんやさしい嘘』では作品とともに再度注目が高まり、『わたしに会うまでの1600キロ』ではアカデミー賞ノミネート。
女優として波乱万丈ながら輝かしい人生を送っています。
映画では強気な女性を演じることも多いリースですが、私生活でもかなりしっかり者です。
<h3>付き合う男性が全員イケメン!</h3>
リースが最初に結婚した相手は、ホラー映画『ラストサマー』でブレイクしたライアン・フィリップ。
現在40歳を超えたライアンですが、そのマッチョで美しい肉体が話題となるなど、今でも「いい男」として認められ続けるイケメンです。
リースはライアンとの間に2人の子どもを授かりますが2007年に離婚。その後、「ピープル」誌の「最も美しい人50人」にも選ばれたジェイク・ジレンホールとの交際が噂に。
2009年に破局したと報じられた後は、タレントエージェントのジム・トスと再婚。
公の場に2人で姿を現したところを見ると、やはり…かなりのイケメンです!
いい男ばかりと付き合っているのは、リースに女性として、人間としての魅力が多く備わっているからでしょう。
子どもの権利を保護する「セーブ・ザ・チルドレン」を支援したり、女性支援チャリティ「エイボン基金」の名誉会長を務めたりと、慈善事業にも積極的なリース。
演技力があり美しいだけでなく、一人の人間として温かい心を持った人であることがわかります。
日本ではチャリティや慈善事業を公にする俳優・女優はあまり多くありませんが、多くの人を啓蒙できる立場の人が立ち上がれば、集まる力も大きくなりますよね。
今年2018年2月、リースは雑誌のインタビューの中で、元恋人から、「精神的な虐待と言葉の暴力」を受けていたと語りました。(元恋人が誰かは不明。)
虐待によって自尊心を失くし、抜け出すことが難しかったというリース。しかし「この出来事が細胞レベルで私を変えた、私は自分のために立ち上がったの」と、強い意志で困難を克服したことを語っています。
1月にはナタリー・ポートマン、ケリー・ワシントンらとともに「Time’s Up」基金を設立。
この基金は、職場でのセクハラに悩みながらも経済的に裁判などが行えない女性のためのもの。
過去のデリケートな出来事をインタビューで告白したのも、こういった活動を行う中で同じように苦しむ女性を救いたいという思いからかもしれません。
私生活でも強く優しい女性であることが伝わってくるリース・ウィザースプーン。
『グッド・ライ~いちばんやさしい嘘』では強気な女性を演じていますが、意外と素顔に近いかもしれません。現代女性の生き方にヒントをくれるこの映画、シネマ夏フェスのスクリーンで見てみてくださいね。